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日本経済新聞20180404電子版より

進学先などが決まって新生活が始まる直前に、希望していた大学
から「追加合格」の連絡を受けるケースが増えている。学生数が大
幅に超過しないようにした国の規制強化を受け、各大学は合格者数
を少なめにしたものの辞退が多く、欠員を避けようと追加合格を出し
ているためだ。土壇場で進路変更を迫られ、学生側は入学金など金
銭面の負担が増している。「従来の10倍以上。こんなに追加合格が
出たのは初めて」。3月下旬だけでほぼ全ての学部学科で計数百人
規模の追加合格を出した関西地方の中規模大学の入試担当者は驚
く。受験生に1人ずつ電話で追加合格を伝えて入学の意向を確認して
おり、3月末は対応に忙殺された。

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担当者は「他大学で追加合格した人から辞退され、玉突きのようにうち
も追加合格を出す。偏差値上位校より下位校が割を食う」と嘆く。

上智大は3月に600人以上の追加合格を出して学生数を確保した。入
試担当者は「学生数の超過だけは避けたいので当初の入試の合格者
は近年少なめにしている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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入学金、授業料などの学費は私大の収入の7割を占める。1人学生が
減ると年100万円前後の減収になる。できるだけ多く受け入れたいのが
本音だ。とはいえ、無尽蔵に学生を増やすわけにはいかない。文部科
学省は定員を大幅に超えて入学させる大学が多いことを問題視し、教
育の質を保つため近年規制を厳格化したからだ。

大規模大学の場合、10年前は入学定員の1.4倍以上だった補助金全
額カットの基準は年々引き下げられ、18年度から1.1倍以上に。各大学
は当初の合格者を減らし、足りない分を追加合格で補うケースが増えた。

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3月下旬に追加合格の連絡があっても、すでに別の大学への進学や浪
人を決めた人もいる。学費を納めた後に別の大学に追加合格して入学
を辞退した場合、授業料は返還されても入学金は返ってこないケースが
多い。

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大学の「駆け込み合格」増える 受験者、喜びと困惑