京都新聞20180308

京都府丹後地域の府立高再編で、府教育委員会は6日、久美浜高
(京丹後市)の総合学科を廃止し、学科内の福祉と生産科学両系列
を引き継ぐ専門学科2学科を新設すると明らかにした。峰山高(同市)
も学科を改編する。今後の在り方を検討してきた口丹地域の北桑田
(京都市右京区京北)と須知(京丹波町)の両高は存続させ、特色化
に向けた議論を一層進める。

久美浜高では、総合学科福祉系列の存続を求める地元住民らの要
望があったことを踏まえ、福祉系科目を学びながら進学を視野に入れ
る「みらいクリエイト科」(仮称)を新設する。生産科学系列を受け継ぐ
農業に関する「アグリサイエンス科」(仮称)も作る。設置は2020年度
で、総合学科は同年度入試から募集を停止する。

峰山高では、産業工学科機械系統を改編し、19年度に地元企業との
連携や地域で活躍する技術者の育成などに力を入れる「機械創造科」
(仮称)をつくる。

少子化が著しい丹後地域では、宮津高(宮津市)と加悦谷高(与謝野
町)、網野高(京丹後市)と久美浜高で教員の行き来や情報通信技術の
活用で連携する「学舎制」の20年度からの導入をすでに決めている。

2年にわたって懇話会や検討会議で議論を続けた口丹地域の北桑田と
須知の両高は、来年度以降に教育課程や学科改編などの検討を進める。
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久美浜高に2学科新設 京都府立高再編、北桑田・須知存続へ