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教育新聞20170706より

名古屋市の愛知県立愛知総合工科高校(間瀬好康校長、
生徒数全日制794人、専攻科70人)の専攻科は今春、全国
で初めて、公設民営として誕生。大学教授や企業人による
トップランナーの授業などを展開している。・・・・・・・・・・・
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修業年限2年の同科は機械・電気系の課程。産業システム科
と先端技術システム科の2学科4コースがあり、より専門的に
学べる環境が整備されている。

公設民営の公設は愛知県、民営は指定管理法人として学校
法人名城大学が担っている。

同校長は「産業現場というよりも、産業界そのものを担っていく
人材を育成したいと考えた」と同校の使命を語る。

開設に当たっては、より魅力的なカリキュラム編成を目指した
という。他高校の専攻科や高専などの特色を調べ、大学編入を
想定したカリキュラムを組むとともに、理論的な事柄だけでなく、
より実践的な内容を学べるように特色を出した。

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こうした狙いや工夫は、民営化によって、指定管理法人ならでは
の果実としてもたらされている。同学の協力により、同学の教授
らも講師として招けるようになった。また、公設公営の学校では、
公務員法によって決められる講師の処遇が、民営化後には、登
壇者の経歴に見合った対価を支払えるようになり、柔軟な勤務体
系が可能になった。これにより、従来のトヨタ自動車(株)や(株)ト
ーエネックに加え、(株)デンソーや三菱重工業(株)などの企業
人も新たに招けるようになったなど、人選の幅が広がったほか、
1~2カ月という期間で講師ができるようになったのが、大きなメリッ
トだという。

生徒は、実践レベルから高度な知識や技術のレベルまで、最先端
の知見と技を得られるだけでなく、授業内容と大学、企業の目線に
タイムラグがなくなった。企業側にとっても、優秀な生徒を発掘する
逆リクルート活動ができるなど、両者に、いわゆるウイン・ウインの
利点が生まれている。

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元記事はこちら
全国初の公設民営化 愛知総合工科高校専攻科

愛知総合工科高校専攻科