SGH甲子園、大学ランキング、そして大学入試改革

EducationTomorrow 20170411より
高大接続の方向性を考える上で興味深い
記事です。お時間許せばご一読を。

「SGH甲子園」という取り組みがあることをご存知だろうか?
日本全国のスーパーグローバルハイスクール(SGH)から学
生が集まって研究成果を発表し合う大会だ。

そもそも、SGHは、語学力だけでなく、課題発見・解決力、コミ
ュニケーション能力などを備え、世界で活躍できるリーダーの
育成を目指して、文部科学省が重点校を指定する制度で、20
14年度から始まっている。

SGHの指定期間は5年間で、年間上限1600万円が国から支
給される。2016年度までに123校が指定されており、全国の高
校数4,418校(学校基本調査 2016年5月1日)のうち約3%がS
GHになっている計算だ。

SGH甲子園は、そのSGHに通う高校生たちが集まる大会とし
て、2017年3月19日に、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで
初めて開かれた。国家プロジェクトによるエリート候補生が競い
合う「知の甲子園」とも言えるかもしれない。


おもしろいのは、このSGH甲子園が、関西学院大学、大阪大学、
大阪教育大学主催で、早稲田大学協力のもと、文部科学省「大
学入学者選抜改革推進委託事業」の一環として行われたところ
だ。はたして、「SGH甲子園」と「大学入試改革」との間に、何の
関係があるのだろうか? その意図はいったい何なのか? 実際
に現場に赴いて取材した。
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その新しい入試モデルの中身はこうだ。受験生は高校時代の活
動歴をポートフォリオにまとめる。ポートフォリオとは「作品集」のこ
とで、学びや活動の「証明書」と考えればいい(詳細は過去記事
参照)。そして、そのポートフォリオを根拠として、志望理由書や学
びの計画書を書く。それらをインターネット経由で提出すると、学
力試験の得点と合わせて評価されて合否が決まる。

SGH甲子園では最後に各部門の優秀者が発表されたが、プレゼ
ン部門とグループディスカッション部門では、大学教員がルーブリ
ック評価を用いて課題解決力、主体性等を得点化して決めたとい
う。つまり、SGH甲子園は、大学入試改革における新しい評価モ
デルの開発現場でもあったのだ。
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SGH甲子園、大学ランキング、そして大学入試改革