20170113 産経新聞より

14、15両日に大学入試センター試験が実施されるが、大学入試を
めぐっては平成32年度から、新しい仕組みのテスト(仮称=大学入
学希望者学力評価テスト)が導入される。特に英語はスピーキング
(話す)能力などを評価する方式に改められる。“4年後”を見据え、
最新のデジタル教材を活用した授業に取り組む中学校が現れたり、
英語検定がスピーキング能力を問う試験を拡大したりと、対策は早
くも熱を帯びている。

 昨年12月中旬、私立明星(めいせい)中学校(大阪市天王寺区)の
2年生のクラスで、音声認識ソフトを使った英語の授業が行われてい
た。生徒・・・・・・・がパソコンにつながれたマイクに向かって英文を読
み上げると、発音どおりの言葉がリアルタイムで画面に表示された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「1945年」と読み上げたつもりだ
ったが、「19」の部分は発音が似ている「90」と認識されてしまった。
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新テストは、大学入試センター試験を知識偏重から思考力重視へと
転換するため32年度から導入される。現在の中2はその際に高校
3年生で、新テストの受験第1期生となる。
中高一貫の同校では、新テストの詳細な制度設計に先駆けて、今
年度から中2の英語授業で複数のデジタル教材を独自に取り入れた。
民間の検定・資格試験を活用する形で新テストに加わる「話す・書く」
技能の向上を目指すのが狙いだ。

全国の中学校で初めて導入したオンライン英語学習サイト「English 
Central」もその一つ。教科書の内容や映画のワンシーンなど1万本超
の動画を自由に閲覧できるサービスで、音声認識技術が搭載され動画
のせりふに合わせた発声練習が可能だ。録音してネーティブの発音と
聞き比べたりすることもでき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

京都市教委は今年度から市立高の2年全員を対象に、スピーキングを
含む民間検定試験を受験させる取り組みをスタート。福岡県飯塚市では
昨秋から小6の授業で、外国人講師とマンツーマンでオンライン英会話
ができる授業を取り入れた。また、東京都教委では都立高の入試での
スピーキングテスト導入を目指し、計画の策定を進めている。

公益財団法人日本英語検定協会(英検)も今年度からこれまで筆記とリ
スニングのみだった4級と5級の試験でパソコン端末などを使ったスピー
キングのテストを新たに導入。小中学生ら初心者の受験段階から英語を
話す試験形式に触れてもらうことが狙いという。

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4年後のセンター試験どうなる? 英語力向上、学校対策早くも熱を帯びる